第十八共徳丸

こちらは気仙沼市鹿折地区に津波で流れ着いた「第十八共徳丸」であります。
震災後からこれまで気仙沼を訪れる度に何度も目にして来ましたが、船主が解体の意向を伝えたとのニュースがあり、ひょっとするとお盆にはもう見れないかもしれない、と思ってカメラに収めることにしました。
正直な所、これまでは近くに車を停めてこの船を撮ることについて躊躇していたところがありましたが、ここにきて記録しておかなくちゃ、という思いが強くなってきたのでした。
船の周辺には何台も車が停まっていて、ここが一つの観光スポットになっていることがよく解ります。
この船が無くなると集客に影響することは当然考えられますし、解体というのもなかなか難しいところかと思います。。。
個人的にはもっとひっそりとした場所でモニュメント的に残すのならいいのかな、と思いますが、駅に通じる通りの真ん中に大きな船がそのままあるというのも生々しすぎますし、長期に渡って保存していくためにはそれなりの費用がかかることを思えば、頃合いを見て解体というのもやむを得ないものと思います。
代わりに何か新しく象徴的なモニュメントなど設置できればいいなぁ、と思うんですが。。。
撮影:2013/05/05
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