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2008年12月26日 (金)

風前の灯火

開発の波にのまれそうになってぽつんと建っている、一軒の米屋さんがありました。

周囲は既に高層ビルが立ち並び、道路も拡幅されようとしていて、この昔ながらの風情のある建物も風前の灯火のように思われました。

撮影:2008/12/26

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コメント

この国は、本当に古き良きものを大切にしない国。
以前一度だけ行った北欧では、街並みの景観条例があって、
お店などを取り壊して新しくするときには、
道に面した方を、一切変えてはならない事に決まっていました。

つまり、景観をまったく変えずにリフォームしなくては
ならないのです。自分の街への愛情を、強く感じました。
ニポンという国の文化や街並みへの愛着は
政治家の方々には、まったく見られない。
進歩とか、リニューアルという名に隠れた破壊。
寂しいことです。

投稿: 裏香織 | 2008年12月27日 (土) 10時25分

>裏香織さん
ヨーロッパは都市景観を大切にしてるのが羨ましいです。
この写真を見ても、電柱や電線の配置に美的センスがカケラも感じられませんし。。。
近年あちこちで立ち始めた携帯電話の電波塔も、建ち方があまりにも唐突で、周囲の景観を考慮している風など微塵も無い訳です。
日本がイケイケドンドンな高度成長期に失ったものは計り知れないと思います。
既にこういう風景に誰もが慣れてしまっているので、景観が悪くなっても抵抗感が少なくなっているのかもしれません。
この国のセンセイ方の多くは他の国に比較すると信じられないくらいなのですが(素晴らしい方もいらっしゃいますが)、選出しているのはこの国に住んでる人なわけで、私などはどこから手をつけていいものなのか、到底考え付きませんです。。。

投稿: chao | 2008年12月27日 (土) 22時18分

こんにちは。
わたしは街並み系のブログをやってまして、この写真を見て、無性に切なくなってしまいました。
この一枚の写真から、日本という国のシステムの悪弊について、いろいろなことが連想できますね。
数年前、阪神・淡路大震災で大きな被害を受けた、神戸市長田区を訪れたことがあります。一面の焼け野原は、表向き復興しているように見えるのですが、整然と区画整理された街区にハウスメーカーの新築住宅が並ぶ様は、なんだか住宅展示場みたいで、かつての賑わいのようなものがほとんど感じられませんでした。避難したまま帰ってこない住民が多いのは、いろいろな事情もあるだろうけれど、「復興した」街に違和感があるというのもあるのではないかなと思います。
日本の役所って、再開発というと、どうして、こういう生活感のない画一的な街区を作ろうとするのでしょうね。確かに防災も重要だけれど、人の集まるところ、自然な「賑わい」の雰囲気を作りこむことが大切だと思います。そして、それは役所が最も苦手とすることなわけで。
街の主役は住民、そんなごく当たり前のことが、この国ではおろそかになっているようです。
冬の銀山温泉に続いて、また書き込んでしまいました。

投稿: fabio777 | 2009年1月23日 (金) 23時17分

>fabio777さん
近頃のいわゆるニュータウンと呼ばれる新興住宅地も整然と区画整理されていますが、
あの阪神・淡路大震災の被害地の神戸市長田区もそんな感じになってしまったんですね。
近代的で綺麗な家を建てて人を住まわせておけばそれでよし、という想像力の貧困さ
から来るものなのかな?なんてことを思ったりしますが。。。
日本の地方都市はどこも駅前が活気を失い、郊外には全国チェーンの大型店が立ち並び、
その地方ならではの風景というものが無くなっていく傾向にありますね。
大企業の儲けの論理が大きく世の中を動かすようになってしまった、そんな印象を私は持っているんですが、そこから住民主導の街づくりへと舵を切るにはなかなか大変なことだと思います。
現状を見れば見るほど悲観的な将来しか見えてこないのが辛いところですが、
権力側に自浄作用を望めない以上は、住民側が少しずつ地力をつけていくしかないのかなぁ、
なんてことを思いました。。。

投稿: chao | 2009年1月24日 (土) 00時56分

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